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体調不良と摂食障害のこと

今朝方、妙に左下腹に痛みがあって、まあ今日は休んでも差し支えないだろうと思いまして、一日仕事を休みました。
何だかおかしいなぁ~~~と思いましたが、どうやら排卵痛のようです。
マクロビオティックを始めてから、だいぶ生理痛も軽くなってきていますが、
排卵痛は多かれ少なかれ、無くなることがないのかな。私の場合。
それで今日の食事は、胃腸に優しいもので、かつむくみを解消するものにしました。
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「おめでとう」
つまり、小豆粥です。
ホッとする食べ物です。

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今日はホントに身体の具合が悪くて、今朝も吐き気で目が覚めました。(今はもう平気ですけど。)
でも、この「吐く」ということが、以前は日常の症状でしたね。



摂食障害の頃です。
普通に風邪やら他の病気とは違って、摂食障害での吐く行為は「自浄行為」といわれることもあります。
今思えば、私の場合は、頭で判断して吐いていました。
そういう「間違った食へのこだわり」にがんじがらめになってしまっていました。
こうなると、自分でコントロールができなくなってしまい、
結局、心療内科&抗精神薬のお世話になりました。
そのときは本当に何かにすがらなければ、どうしようもなかったです。
でも、どこの心療内科でも、言われることは同じでした。
ちゃんと薬(抗鬱剤・抗不安剤)を飲むこと、親と離れて一人で暮らすべきだということ、もし恋人がいるなら一緒に暮らすほうがいいということ、定期的にカウンセリングを受けること、など。
でも、変わりませんでした。
薬を飲んでも、一時的な症状の改善しかなかったし、カウンセリングも、ただそれだけでした。

マクロビオティックでは、玄米食を勧めていますよね。
玄米を食べて一番最初に感じたのは「私は食べ物の命をもらって生きてるんだ」ということでした。
忘れられない感覚です。
私は一人で生きてるんじゃなく、食べ物によって生かされているんだということ。
カウンセリングを受けたって薬を飲んだって、それによって生かされるわけじゃない。あくまでも補助的なものでしかないのです。
食べ物こそが、私を生かしてくれる。
今も、食事を取るたびに思います。
一番症状が辛いときは、お医者や薬に頼らざるを得ないのかもしれないけど、でも結局は自分自身の「生きたい」という思いによるのだと思います。
生きたいから、健康になりたいから、きちんと食べる。だから食事に向かって「いただきます」と言うのです。私の血肉になってくれることへの感謝です。

ちなみに。
私が12~13年間摂食障害であったことは、両親・夫・姉の皆が知っていることです。
特に夫へはとても感謝しています。
カミングアウトしたときに「そういうのがあろうが無かろうが関係ない。あなたはあなたなんだから」と言ってくれたことで、どれだけ回復が早くなったことか。救われたことか。
私を救ってくれた全ての人に、心からありがとうと言いたいです。

by fujitamanegi | 2005-12-27 22:16 | 日々のこと
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青森在住。家族とカエルものとモリアオガエルと琺瑯が大好き。


by fujitamanegi
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